Sofa Repair - Antique Couch Sofa 

アンティークカウチソファーの修理事例

- BEFORE -

今回はペンキでべったりと塗られてしまったアンティークカウチソファーの修理事例をご紹介します。

 

ご存知の通り、ヨーロッパの多くの家庭では昔から生活の一部としてDIY(日曜大工)が浸透しています。

今回のカウチソファーもそんな日曜大工の結果、ペンキでべっとりと塗られており、せっかくの美しい木目が台無しになっていました・・・

※写真は背もたれと座面を外した状態


そんなべったりなペンキを剥がし、本来の姿へ復元していきます。

まずは剥離作業の前に、全てのパーツを一旦解体して全体の構成をみていきましょう。

緑の既存生地を剥がしてみます。

  

座面生地とクッションを剥がすと、下のコイルが当時のままの状態で残っています。
当時と言っても20年程前に張り替えてあるはずですから、昔ながらの方法で保たれているだけです。

クッションコイルは今後も再利用しますので、土台ごとフレームから取り外していきます。
 

解体し終え、骨組みだけの状態にしたら、ようやく本格的に塗装をはいでいきます。

剥離剤で一気に表面の塗装を剥がしていきます・・・

分厚いペンキの層が剥離材でベロベロと剥がれていくさまはなんとも爽快で気持ちがいいです^^

剥離作業→洗い→サンディング(紙やすり)までで結構な時間を費やしてしまいました。



剥離作業が終わるとなんとも綺麗なバーチ材(白樺)が現れます。

表面のアップ写真がないですが、想像以上に綺麗なピクチャーでした。

木肌の表情を味わうにはやはり顔料系ステインで染み込ませるように塗装する方法が木にも環境にも良いのかと思います。


さて、ビーダマイヤー様式と言えばこの色でしょうか・・・
ゴールデンパインカラーで下地色をつけ、本格的に塗装していきます。

特に彫装飾もないですし、ただただ無心に、フレンチポリッシュを施していきます。
2週間ほどポリッシュをかけて塗装は完成です。

 組み上げして、先ほどのクッションコイルを張り直し・・・
ホワイトレザーにブラックブレードで装飾し、ようやくフィニッシュです。

 

 

- AFTER -

※ロンドンのスタジオにて撮影

 

美しく、復元されました。

 

 

以前のペンキ塗りの姿が嘘の様な気品ある風格、

ビーダーマイヤー様式らしいシンプルさがいいですね。

日本では滅多に見られない様式ですが、私は好きです。

 

 

 

 

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