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〈ANTIQUE Occasional Table REPAIR WORK〉
アンティークオケージョナルテーブル天板の再塗装修理
今回ご紹介するのはコップの輪染み、
花瓶の底跡がびっしり付いてしまったオケージョナルテーブル天板の再塗装。
ホテルや結婚式場など花台として頻繁に使用しているテーブルはこういった水ジミができやすいので、
花瓶の下にはクロスやフェルトなどで天板を保護する事をおすすめします。
――BEFORE 商業施設で使用されているアンティークオケージョナルテーブル。オケージョナルテーブルとは普段使いのメインテーブルとは違いサブテーブルとして使われるテーブルの事です。必要に応じて用途が変わります。
ご覧頂いてもわかるように、表面には無数の輪染みができています。
まずは剥離剤で表面のコーティングを輪染みや汚れごと剥がしていきます。
表面の塗装を落としたら、しっかりとサンディングをかけます。
ここから新たに着色して既存の色に近づけていきます。
最初はなるべく薄めの色から着色すると思いの色に合わせやすいです。
すっかり輪ジミも水垢も着色も落ちて木はだが綺麗に出てきました。この時に下地に付いた傷や穴を木パテで埋めておくと、仕上がりが綺麗になります。
当店では着色に水性の天然顔料を使用しています。
木にも、使い手にも、双方の健康を害さないように。
そして、次の修理を行う時の事まで考えて。
家具の人生はながいですからね。
着色で色を整えた後、ウレタン塗料(クリア)でコーティングします。
フレンチポリッシュの場合は何度も塗り重ね、アンティーク家具独特の風合いにするまで長い時間がかかりますが、
こうした商業施設での過度な使用に耐えるにはウレタン塗装のような硬くて丈夫な塗膜が必要になりますので
今回はウレタン塗装で仕上げました。
――AFTER ウレタン塗装での塗膜を形成したのち、ワイヤーウールで表面のわずかなざらつきをなくし、手触りのよい仕上がりに調整します。最後は天然ワックスで磨き上げれば完成です。
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天板の艶は全体の艶感に合わせて少しマットに仕上げています。
良く天板だけの再塗装を頼むとピッカピカになった天板が全体のバランスを崩してしまうことがありますので、この磨きの加減が天板塗装の一番重要なポイントです。
このように部分的(今回は天板のみ)な修理・修復は全体の再塗装よりも断然安価で修理期間も短くて済みますので、アンティーク家具のような修理が高額な物こそ少しずつ直していくのがおすすめです。
※出張お見積対応エリア名古屋市内から日進市・長久手市・春日井市・一宮市・みよし市・北名古屋市など名古屋市近郊の一部の地域へは無料で出張見積可能です。
詳しくはお電話にてお尋ねください。 リストリーアンティーク 052-734-6968
――当店では名古屋市内だけでなく近郊地域への出張お見積りを致しております。お気軽にお問い合わせ下さい。
オケージョナルテーブル再生修理
ご依頼地域:埼玉県大宮市
作業内容:天板輪染み除去/塗装再生ウレタン仕上げ
作業期間:4日(乾燥時間含む)
052-734-6968
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