top of page
02
number:
THE RESTORY web
&
UNIQUE
OTHERS
HOME ▶ RESTORATION repair ▶ Unique & Others ▶ 木製玄関ドアの再塗装修理工クステリアメンテナンス
修理前の状態
〈ENGLAND Entrance Door REPAIR SERVICE〉
英国製屋外エントランスドアの再塗装修理

今回ご紹介しますのは、邸宅の玄関に使われている「木製扉」
イギリスの職人に特注でオーダーされた趣溢れるドアですが、長年の経年劣化で外部に面した塗装がボロボロな状態になっておりました。インテリアで使われる家具と違い、エクステリアの塗装は雨風にさらされる為に劣化が早くニスの様な塗膜をはった塗装だとひび割れや塗装剥がれが発生してしまいます。
4 min
THE RESTORY web
人気の記事10選
――BEFORE お客様ご自身でホームセンターで購入したニスを上塗りしていたそうですが、塗っては剥がれ塗っては剥がれの状況が何年も続き「あきらめた」となってしまった様です。


ご覧の様に外部の木製品の場合、雨風で塗装が風化してしまい、パリパリと表面が剥がれてしまいます。そこに上塗りした、ニス。上塗りは、基本的に同成分でなければ定着しませんので、何度塗っても綺麗にはなりません。
新たに塗装を施すためには、まず既存の塗膜を全て除去し整面作業を行う必要があります。
――剥離作業の前 現場での作業は総じて施工場所周辺の養生から始めます。窓ガラスも一枚一枚マステで目張りして汚れが付着しないようにしてから作業開始。

表面の塗膜を汚れごと剥がし取ります。細かい装飾がない分容易に事が進むと思っていましたが何度も重ね塗りされた分厚い塗膜を取り除くのは大変な作業で、ここまでの状態にするのに3日かかりました。
整面作業が今後の塗装の仕上がりを左右するので機械でのサンディングはせず、全て手作業で行います。
これは家具も同じで下地処理が不十分な物は塗装の定着も悪く、仕上がりも美しくはなりません。
――AFTER 屋外用の木部塗料で塗装し、全体の色調をみながら何度か重ね塗りを施し良き風合いが出るまで磨き上げます。染色塗装は木本来の色と施す塗料の色とが合わさって出来上がるので、仕上がりの色を想像する知識と経験が必要です












